自分の敵は自分
自分の敵は自分、と子供の頃父と母に教わった。嫌なことから逃げたくなるのも、自分を甘やかすのもぜんぶ自分だと。
これを魔を指す、という。
魔に勝てるか勝てないかは自分次第だと。
嫌になるほど、この話をされて子供のわたしは思った。
わたしは負けない。強い人間になるんだ。と。
しかしまぁ、大人になって思いますね。
いやぁ、わたしって弱い。
びっくりするぐらい弱い。
みんな強い。
え、どうしたらそんな風に生きれるわけ?
わたしなんてマジで出来れば誰とも口聞かず一日中映画観るか漫画読むか本読むとかしてたいよ?外に出て傷つくくらいならずっと引きこもりしてたいよ?
そんな自分にがっかりする。
30年生きてようやく思いますね
あれ、わたしむしろ人よりできないじゃんって。逃げたい、でも逃げれない。
仕事においてもあれしよう、これしよう、と思うのに終わらないんですね。何も終わらないんです。結果嫌になって帰ってきました。屑です。そして、また負のオーラに苛まれます。
でもすべてを受け止めます、仕方ないです。
ぜんぶ自分が悪いのだから。
でも最近は思います。
弱い自分を受け止めることが、変わる第一歩なんだと。