【雑記】人に優しく生きるということ
先日友人と電話していたらふと彼がこんなことを言い出した。
「石原さとみとかガッキーとか、歳を重ねても可愛い人ってすごいよな。30歳前後であんなに輝けるってまさにここに来て内面の綺麗さが表に出てきたんだと思うよ。」
ほう。確かに。
そしてふと思い出す、某女性誌で読んだ石原さとみのインタビュー。
「もっと素敵な女性になれるように、内面も磨きたいって思うんです。その為にも周りの人を大切にしたい。」
当時まだ27とか28歳とかそんな歳だったと思うが、彼女は確かにこんなことを言っていた。
その時は、まぁ芸能人ともなると大変ね。一般人と比べて色々気を遣う部分が多そう。なんてぼんやりと考えていたけれども、確かに友人が言うように30歳にもなるとそれまでの人生が顔に出るように思う。石原さとみが綺麗なのは何も生まれつきだけではないし、信心を頑張っているだけでもない。
そこでふと自分を振り返ってみると、まぁ散々だということに気づく。
いつも精神的に余裕がないし、気に食わないことがあると顔に出してしまうところだってある。いつもどちらかというと周りより自分を優先させるようなところがあるのではないか。
誰だって自分が1番可愛いのは確かだろうが、だからこそ自分よりを他の人を大切にできる人はとても魅力的なのだと思う。そして、あまりにも自分の小ささに気づいたのである。
意識が変われば行動が変わる、
行動が変われば運命が変わる、
運命が変われば人生が変わる
こんな言葉もあるが、実際に人生が変わるのかわたしにはわからない。でも、もういつまでも子どもっぽく自己中心的に生きるのはやめたいと思った。
だから、1日少なくともひとつ誰かに、あるいは何かに感謝の気持ちを持とうと思う。
不思議なことで、そう考えることでイライラすることが少し減った。
この意識の改善を習慣化するためには、焦らずゆっくり地道に続けていくしかないと思う。
至らないところはあまりにも多いけれども少しずつ少しずつ頑張ろう。変わっていこう。
音楽って魑魅魍魎じゃね?我々が音楽を聴かなくなってしまった理由
こんばんわ。
唐突ですが音楽聴きますか?
本業で音楽に関わっているわたしですがまぁ年々音楽不況を身に染みて感じております。
この流れはここ数年で一気に加速しており、音楽不況が叫ばれる中それでもまだ5年前、6年前くらいまではなんとか持ち堪えていました。業界全体で見れば販売数は減少の傾向も出てきていましたがレンタルではむしろまだ好調と呼べるような段階でした。
しかし本当この3年くらいで、一気に売上減少が加速し2016年なんてこの業界にいる人間皆日々苦しい思いをしながらやってきたと思います。
さて下記グラフは以前の記事でも掲載したものですが、注目いただきたいのは無関心層の比率である。
40代以上は全ての年代で40%を超えているのです。全体で見ても34.6%もの人が音楽に対して興味を持っていない。
※日本レコード協会 2015年調査表
下記の記事によれば2013年の無関心層が17.4%だったのでこの2年で2倍になっているのである。2倍ですよ、2倍。どうなってるんだ。しかし体感的にも確かに2013年あたりから不況を本格的に感じたのである意味納得の数字です。
※参考記事
https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20160407-00056129/
ここで思うのは何故みんな音楽に関心をなくしてしまったのだろう?ということ。
元々わたしも単なる人事異動により音楽関連の仕事をしているだけであって、今の仕事に就いていなければ音楽を聴かない人間だったのでなんとなく理由はわかる。今回は音楽を聴かなくってしまったであろう理由をいくつかあげていこうと思います。
1.スマホが普及したから
スマホに注目すると平成24年で40%を超え、25年にはついに60%を超えています。
平成24年といえば2012年、スマホ保有率が60%を超えた平成25年は2013年ですね、もろに音楽無関心層が急増したタイミングと一致しています。
元々、音楽はたまにしか聴かなかったライトな視聴層にもスマホが普及したことにより、ただでさえ少なかった音楽を聴く時間がスマホを使った別のものに取って替わられてしまったことが推測されます。みんなたぶんまとめサイトとか読むようになったのですかね、わたしもそうだから。
2.音楽がもうよくわからない
正直スマホが増えたからとかそういうことより、音楽離れの根本的な理由はここにあるのではないかと思っています。
音楽番組が減ったということもあるのでしょうが、何が流行っているのかよくわからない。なんかもう魑魅魍魎なんじゃないかと思うくらい似たようなバンドがどんどん出てくるし、昔みたいに全年代が知っているようなヒットソングも出てこなくなった。
では何故、音楽はこんなにわからないものになってしまったのでしょうか?
①ジャンルが細分化している
〜Jロックという音楽ジャンル最大の謎〜
特にJロックと呼ばれる分野。もはやJPOPと何が違うのか明確に区別する指標もなく、邦楽のバンドでなんとなくロックっぽいことを歌っていたらJロックに分類されることが多い分野で音楽ライトユーザーを悩ます要因のひとつ。
特に最近のJロックバンドは髪が長くてちょっと気だるげな雰囲気を纏わせているという特徴が多くあり、区別をつけることが一見しただけでは困難。
また、最近は「夜の本気ダンス」とか「忘れらんねぇよ」とか、ちょっと変わった名前のバンドも多く、ただでさえたまにしか音楽を聴かない層からしたらまたなんかよくわからないものが出てきちゃったよ。。と音楽を聴くハードルが上がるのです。バンドじゃないけど「ぼくのりりっくのぼうよみ」が出てきたとき、もう何がなんだかちょっとよくわからなかったですね。
②どこから音楽情報を取ってくればいいのかわからない
わたしが声を大にして言いたいのは、音楽に関心がなくても音楽聴くのが嫌いな人はいないということ。
いい音楽なら聴きたい。でも一体どんな曲があるのかよくわからない。つまり、音楽の情報源がないのです。
それは前述のように音楽番組が減ったというのもあるでしょう。もしかしたらとくダネの冒頭で小倉さんがオススメ音楽を教えてくれなくなったというのもあるかもしれません。とにかく我々、ライトな視聴層はどこから良い音楽と出会えばいいのかわからないのです。
TSUTAYAのランキング見ればいいのか?でも行くの面倒だぞ。
YouTubeで調べればいいのか?でも結局知ってるアーティストばかり聴いてしまうぞ。
雑誌買えばいいのか?でもそこまでして知りたいわけではないぞ。だったらもう聴かなくていいじゃん、という心理になるのです。
だって我々にはわざわざ音楽を聴かなくても隙間時間を埋めてくれるスマホがあるのだから、という心理なのです。
では、どうすれば音楽無関心層は音楽を聴くのでしょうか?いくつかやりようはあると思います。下記はこんなサービスがあれば音楽聴くだろうなというものです。こんなスマホで利用できるサイトもしくはアプリがあればいいなぁと思います。
1.気分で聴きたい
わたしが音楽を聴くとしたら通勤時間でしょうね。朝聴く音楽は特に重要で1日頑張ろう!と思わせてくれる曲をチョイスしたいもの。
憂鬱な1日の始まりをアゲてくれるプレイリストとか、まったりしたい朝に聴くプレイリストとか。実は既にGEOやTSUTAYAなどのCDショップでは似たようなコーナーはあるのですがいかんせんお店にいくのはハードルが高いですし、店でCDを選ぶとなると試聴しないと好きかどうかわからないですからスマホでワンクリックで聴けるのが理想です。
2.ストリーミングであること
もはや音楽にお金を払うという意識はYouTubeなど無料ストリーミングサービスによって徐々になくなってきています。聴くならストリーミングが良いですね。
3.ライトなユーザー向けの音楽記事が読める
今ある音楽ウェブマガジンって当たり前ですが音楽好きに向けてのものですが、ライトユーザーには少しわからないアーティストも知ってる前提で書かれているのです。いやそれがあるべきだと思いますがもっとハードルの低い記事があれば尚いいのにと思ったりします。
と、書いてみて思ったけどもうこれAWAやん。どうみても既にリリース済みのストリーミングサービスやん。
本格的にストリーミングサービスが日本に上陸したのが2015年あたりだったので、このあたりの無料ストリーミングサービスを持ってしても無関心層が増加していることを考えるとかなりしんどい。
こんなサービスかあれば音楽聴くのに!という意見があればコメントください(切実)
アラサーど真ん中 失恋したときに聴きたい鉄板失恋ソング
【雑記】目に見えないモヤモヤの正体
優れた小説家は誰しもが感じる目に見えないモヤモヤしたものに、言葉を通して輪郭を作り名前を与える。
これは山田詠美さんが芥川賞の評論で記していた言葉ですが、まさにそうだと思うのです。(うろ覚えなので言葉はこの通りではありません。ニュアンスだけ伝えられたらと思います)
言葉にできないモヤモヤをずばり的確に表現してくれると、すっきりした心地よさがあります。確かにそれまでも存在していたけれど、誰しもが言葉にできなかったこと。それを言語化できる小説家の技術はやはり才能と努力の賜物というほかないのかもしれません。
さて、私事ですが同様にここ1年ほど、言葉にできないモヤモヤが心の内にありました。
そのモヤモヤの正体が一体何なのかわからないものの、確実にわたしの行動に悪い影響を与えていました。
何かをする意欲を感じることができないのです。
家事をすること、食事をすること、眠ること、好きな人に会うこと。
生きるために必要なことプラス好きな人に会うこと以外、全てのことに対しての意欲が削がれているような感覚です。
あれほど好きだった仕事にも意欲を感じることができず、身体は元気だけれど心は死んでいました。
でも何故そうなってしまったのか、この状態を打破するためにはどうしたらいいのか。自分でも全くわかりませんでした。
自分が自分ではないような感覚がありましたが、救いを求められる人もおらず、1人で答えを探そうと必死でしたが見つかることはありませんでした。死んでしまったほうが楽かもしれないと思ったこともありました。
しかし、ここにきてようやくその正体がわかりました。何故こうなってしまったのかの理由がわかったのです。
理由はわかりました。だからといってわたしの心がすぐに元気になるということはありません。時間をかけてゆっくりと削られしまったのを取り戻すのは同じように時間がかかります。
それでも、得体の知れないモヤモヤの正体がわかって少しスッキリしました。
今の自分があるのは結局、過去の自分の延長線なので誰も責めることはできません。でも今は少しでも早く平穏に過ごしたいという気持ちでいっぱいです。
幸いなことに励まし、支えてくれる友人がいます。本当に大事な友人。彼に心からの感謝を込めて。
元カノから連絡が返ってこない!女性の切り替えのタイミング
ブルゾンちえみがじわる ネタで使われてる曲紹介
クレイジージャーニーの佐藤健寿が気になる人集まれ!X51.ORG THE ODYSSEY の良さを語る
佐藤氏の著書、X51.ORG THE ODYSSEY(以下、ODYSSEY)を購入した。これ、めちゃくちゃ面白いぞ。UFOやUMAに心をときめかしたことがある人は、買う価値ある。あと、佐藤氏出演のDVDと写真集「奇界遺産」も一緒に購入した。
佐藤健寿って誰だよ、という方はこちらの記事を参照してほしい。
http://harukajiateng.hatenablog.com/entry/2017/02/02/021440
クレイジージャーニーに出てる人と言えばわかるかもしれない。佐藤氏出演回はどれも面白いので、知らない方はまず1回見ていただきたい。
10年前にサイトの更新がストップして、もう佐藤氏(当時は単なる変わった感じのお兄ちゃんという認識)の活躍を見ることはできないのかなぁと思っていたのに、めちゃくちゃ活躍してた、むしろ昔よりめちゃくちゃ有名になってた、ということで佐藤氏とか1回も会ったことないのだけど、なんだかよく知る旧友が有名人になっているような感覚に陥り、勝手に凄く嬉しくなってしまい、奮発してamazonで衝動買いをしたのである。当時は佐藤氏のことを親近感を持って、健寿くんと呼んでいたので、以下健寿くんと記載する。
今回は健寿くん著 X51.ORG THE ODYSSEYのオススメポイントをご紹介しよう。
まず何よりも特筆したいのは、内容の濃さである。
エリア51からロズウェル事件までUFOに関する考察や南米のチュパカブラ、ヒマラヤのイエティまで、オカルト界隈ではもはや定番といえるネタを漏れなく扱っている。それだけでもオカルト好きとしては楽しめるのだが、この本が他の本と違うのは単なるオカルトに関する考察本ではなく、旅本としても楽しめるとこらだと思う。
特に秀逸なのは第1章の「AREA51:IS TRUTH OUT THERE?」だ。
この章では、オカルト好きならみんな1度はどんな場所だろうと想像を巡らせたことがある、エリア51の視察報告が詳細に綴られている。
うん、あのエリア51だ。UFOが墜落して宇宙人が匿われたとかいううわさのある、あのエリア51だ。
健寿くんはご存知のようにスカリーではないので、監視の目を潜り抜けエリア51に侵入するとかそんな結末はないのだけれど、エリア51の宿場町レイチェルの様子、そしてそこに住まう人々の様子、エリア51へ続く何もない道や落書きに塗れた看板など、実際にそこに行かなければわからないような現地の様子を写真とともに紹介しているのである。
ODYSSEYによれば宿場町レイチェルは想像以上に人口が少なく、何もない小さな町でエリア51目的の僅かな観光客が訪れるだけのような、少し寂れたような雰囲気だそうだ。しかし、それがなんともリアルで同時に日本では感じられない非日常感を文面を通して味わうことができる。
何もない宿場町や落書きだらけの看板など、仮にテレビだったらカットされて放送すらもされないような情報は逆に現地の様子を容易に想像させるのである。
そして、X51ファンならきっと誰もが知っているだろうが、このエリア51視察の帰りに健寿くんは車で事故って、車を大破させているのである。当時とても心配したが、エリア51まで行って何してんだよ健寿くん!とパソコンの前で思わず突っ込んでしまった事件である。
この、健寿くん史上でも比較的大きな事故の様子も詳細に綴られており、ファンとしては当時の健寿くんの心情に寄り添うことができ、なんとも言いようのない充実感を覚えた。
また、ODYSSEYは奇界遺産の走りといってもいいような世界各地の写真が健寿くんのコメントとともに掲載されている。
健寿くんオススメの現地の食事や現地の人々、またその土地のうんちくなどコメントだけでもかなり楽しめる。それが一般人が気さくに行くにはなかなかハードルの高いイースター島やマチュピチュだったりするもんだから、この本に出会わなければ知ることもなかった現地の様子を感じることができるのである。やっぱ旅本としても優秀。
現在、健寿くんはトラベルカルチャー雑誌「TRANSIT」でもお仕事をされているようで、やはり旅×奇妙なもの×健寿くんの相性は良いのだろう。
さて、佐藤氏への愛を語り過ぎた感じがあるが、オカルト本なのにこの本を読んだら何故か世界旅行に行きたい気分になれる、不思議な一冊である。そして漏れなく健寿くんのように一眼レフカメラも欲しくなるのである。
初心者ランナーに丸亀ハーフマラソンがオススメな5つの理由
ブログ4ヶ月目のアクセス数報告
ブログ開始して4ヶ月経ちましたので、アクセス数のご報告です。
ユーザー数 1732
PV数 2603
セッション 1962
先月のPV数が1225だったので、一ヶ月で倍以上になりました。ありがたやー。
1月はプライベートで環境の変化があり、精神的に更新する余裕がなく、更新が滞ってさまいました。言い訳がましく、申し訳ないです。
とは言えブログが嫌になったということはなく、自分なりにブログ4ヶ月目に意識して行ったことを記しておきます。
①記事の文字数を多くし、内容のあるものを書くよう心がける
→元旦に書いたNMBの白間美瑠の記事が好評で始めて1日のアクセス数が100を突破しました。この記事は白間美瑠について自分なりに考察した意見を、極力伝わるように書きました。まだ下手くそで内容も薄いですが、数字が出たというのは素直にうれしい。
これをきっかけに、これまで目標にしていたどんな記事でも毎日更新することよりも、毎日書けなくても内容のある記事を更新する、というほうに意識が向いてきました。
②日本ブログ村に登録する
結局これが1番数字があがった要因だと思うのですが、ここに登録してから1日のアクセス数のベースが日々少しづつ上がっています。こんなに簡単にあがる方法あったの?というくらい驚いています。増えたと言っても1日プラス30アクセス程度ですが、確実にあがってきています。
こうして数字も少しづつあがってきたことでブログ更新も以前よりさらに楽しくなってきました。
次の目標はいつかインタビュー記事を作ること。楽しそうなこともっともっとやっていきたい。
X51.ORGと奇界遺産で有名な佐藤健寿から考える、好きなことを仕事にする方法
※フォトジャーナリスト 佐藤健寿さん
今だからこそX51.ORGについて語りたいんだ。そして、それ以上にこのサイトを生み出した運営者、佐藤健寿について語りたいんだ。
彼のこれまでを見ることで、好きなことを仕事にする方法がわかるかもしれないからだ。
まず、X51.ORGを知らない方に向けて、少しX51.ORGがどういったのものかお話しようと思う。
X51.ORGとは世界の不思議な事件、奇妙な事件、奇病など幅広く取り扱っている所謂大手オカルトサイトである。
海外のニュースも取り扱っており、日本ではあまりお目にかかれないネタが多い上、記事1つ当たりの情報量も豊富で、数多あるオカルトサイトでも唯一無二の存在感を放っている。
また、運営者自身が海外に直接赴き、不思議な現象に関して現地視察も行い、2006年からはその様子を映像化したX51.Filesという番組をGyaoで公開するなど、文章のみならず幅広いアプローチで不思議について情報発信を行っている。
X51.ORGに出会った不思議好きは漏れなく徹夜で記事を読み漁ってしまうことになる、ということでも有名なサイトである。
そして、何を隠そうこの唯一無二のサイトを運営しているのがフォトジャーナリストの佐藤健寿さんである。
わたしは10年ほど前からX51のファンであり、連日徹夜で記事を読み漁った読者の1人なのでもちろん運営者が佐藤健寿という、ちょっと変わった人物だという認識は当時からあったが、佐藤さんがテレビ番組「クレイジージャーニー」に出演して、一躍有名人になられていることをここ数日前に知った。
世界各地の不思議な場所、奇妙なものを撮影して一冊にまとめた「奇界遺産」という写真集がもはやX51.ORGよりも佐藤さんの代表作として有名かもしれない。
今日はそんな大手オカルトサイトを生み出した佐藤健寿さんからやりたいことを仕事にする方法を考えたい。
※その他、佐藤さん及びX51.ORGについては下記が詳しい。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/X51.ORG
10年ほど前はまだ今ほどテレビやラジオに出演されていたわけでないので、なんかちょっと変わったイケメンのお兄ちゃんが頑張って楽しませてくれる程度の認識だった。
しかし、ブログをやってみてあれほどの情報量を発信し続けることの難しさを知った。
それでも佐藤さんがサイトを更新し続け、有名になり、写真集や書籍の販売、メディア出演などどんどん活動の幅を広げているのは、何よりも不思議なものが好きだから。これに尽きると思う。
就職ジャーナルのインタビューで佐藤さんはこう語られています。
「自分の周りで今、割とやりたいことをやっている人の顔を思い浮かべると(中略)たまたまなのかもしれませんが、好きなことをやっていたら仕事になったという人が多い。好きでやってる人ってなんだか楽しそうじゃないですか。すると「○○さんと一緒にやりたくて」と相手も楽しそうだからと仕事を依頼してくれて、さらに楽しい仕事が生まれる。楽しむということが仕事にいい循環を生むんじゃないですかね。」
※就職ジャーナルインタビュー記事 一部抜粋
上記を読んでわたしもまさにこれが真理だなぁと感じた。
わたしの周辺でもやりたいこと、好きなことを仕事にしてる人たちは漏れなくみなさん楽しそうで、端から見ているとまるで仕事をしているようには思えない。大人が本気で遊ぶとそれが仕事になる、というのはわたしの職場の先輩の言葉だが、それに通ずるものがあるかもしれない。
●好きなことを仕事にするためには?
①あなただけの好きなものを見つける
当たりの前ことだが、好きなことを仕事にしたいと思ったなら、自分が一体どんなことに夢中になれるのか、どんなことをやりたいのか知ることが大前提である。単に何となく好き、ではなく、本気で熱中できて少なくとも他の人よりも詳しく、自分ならではの強みと言えるほどのものである必要がある。
言い換えれば人生の大半の時間と労力を使ってもやりたいこと、である。
そして意外にもそれほどの、本当にやりたいこと、好きなことは簡単には見つからないものである。特にやりたいことが見つからないと感じる人は自分と向き合って考えるほかない。一度、収入の問題も置いて、フラットに考えると答えが見えるかもしれない。
②行動力
そして「好き」だけではなく、それを何らかの形でアウトプットできるものに昇華するためには行動力が必要である。
例えば、佐藤さんは不思議なものが好きでそれをウェブ上でスクラップできれば良いとサイトを始めた。このたったひとつのサイトから次の仕事を生み出し、今なお幅を広げているのは、そもそも佐藤さんが現地視察などほかの人がやらないことをやったからだ。それも高いレベルで。結局のところ、どの仕事にも共通するが、仕事で成功しようと思ったらほかの人がやらないことをやるか、ほかの人がやっていることでも他よりも高いクオリティでやるしかないのである。
③全力で楽しむ
佐藤さんもインタビューで語っていたが、楽しんでやる仕事は良い連鎖を生む。楽しそうに仕事している人と一緒に仕事をしたいというのは自然なことであることが、どうも忘れがちである。特にどんな仕事でも選んだのは自分なのだから「楽しんでやる」。これが詰まる所、1番大切かもしれない。
それにしても佐藤さん、イケメンすぎてつらい。。